播州織浴衣について

播州織とは兵庫県西脇市を中心とした先染め織物です。この地方で製造されたテキスタイルを「播州織」と呼んでいます。
その特徴は自然な風合い、豊かな色彩、素晴らしい肌触りの生地に仕上がります。製造工程にも特徴があり、染色・サイジング(糊付け)・織布・加工と分業されています。どの工程も細やかな配慮が必要で熟練の作業が必要です。また糸を先に染め、織り方で柄を作るので糸の芯まで染色が行き渡る為色落ちが非常にしにくい事も上げられます。1000回洗っても色落ちしないと言われています。

丹波市と近接する西脇市、播州織・地場産業の維持・発展を考える事で地域に貢献したい、良い物を広めて行きたいという想いから播州織生産者様と共に、播州織を使用した業務用浴衣の生産を進めています。アメニティの質がそのホテルや旅館の格式やイメージに直結する時代です。是非播州織の良さを体感して頂きたいです。

2025年10月現在、「播州織工業組合」植山織物株式会社」様の生地を使用する事が可能です。

こちらは植山織物株式会社様の生地販売サイトです。

https://fabric-store.jp/collections/all-collection

ここから生地を選んで頂き、浴衣を生産する事が可能です。適さない生地や在庫・価格等はロットやサイズ等で変化しますので当事業所にご相談ください。浴衣を作るのであればMサイズなら最低でも3.3mは必要です。

こちらは現在制作したサンプルです。希望がございましたら1~2枚をセットで無料貸出を予定しています。実際に手に取って頂く事が一番大切だからです。

表裏に柄のある二重ガーゼ生地です。
デニム生地のような質感を持った生地です。
あえて横ストライプにしました。
デニム生地は耳をそのまま使用しているので針穴が残っています。アイロンをかけて頂くと目立たなくなると思います。
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